凄い時代になりました。これは、良い意味で。
こちら日本橋・小伝馬町エリアに6/22にオープンしたばかりの分身ロボットカフェDAWN。
友人よりクラウドファンディングの存在を教えて頂き、微力ながら参加。
ALSなどの重度障害があり外出困難な方の新しい就労の形を追求しています。
ただ生きるのではなく、どう生きるのか。
それは障害者に限らず全ての人の課題だと思います。
我々の担当のテーブルは、秋田の新人の方。
コーヒーを運んでくださったのは島根のベテランの方。
AIではなく、実際に人が動かしているロボットだけに、色々お話出来ました。
遠隔での仕事となると、これまではひたすらデータ入力であるとかコミュニケーションを使わないものが多かったのではないかと思いますし、それには手を動かす必要が。
接客という新たな仕事の選択肢が増えたことは凄いと思います。
疲れないように時短勤務が多いようで、50名のスタッフがどこか別の街で遠隔で働いているようです。
所長のオリィさんもこの日はうまくロボットを動かせない新人さんのサポートをしているようでした。
カフェコーナーの前に視線で文字を入力する体験をさせて頂きました。
コツを掴むと意外とスムーズ。
視線だけで入力し、それを発声させることもできるので、アレクサなんかを動作させると、手足や言葉が不自由でも、部屋の中の家電を動かすこともできる。
何かのドラマであった動けないお爺さんが目だけで遺言書を作成するシーン。
もうドラマの中だけではないんですね。
ソフトと機材の費用も思ったより抑えられていて、かなり現実的でした。
いわゆる見本市として企業が技術の進歩を見せる場ではなく、常設の店舗として実用化されているところも素晴らしいと思いました。
予約なくても入れるスペースもありますが、予約をしたほうがベストです。
是非体験してみてください。